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2007/06/27

シルクラインで・・・

6月24日

 この日は、日中は家族の用事があるので“朝だけちょっと”。本当は“本流尺ヤマメ”を狙いに行くつもりだったんだけど、目当てのポイントには先行者がいたので、やむなく近場の某C&R河川へ急行。

 最初は、昨年のSSスクール区間に入ってみましたが、相当人が入ってるんでしょうね。渇水気味なのもあってか、イワナ達はかなりナーバスになってました。時々“ピシッ”と反応するものの、全然乗りましぇン(涙)。

 ところで、この日は今まで時間をかけて育ててきたシルクラインを実戦に再投入。ハーダニング(というかコーティング)を追加したおかげで、ロッドへの乗りはかなり良くなって、感触的には以前使わせてもらったフェニックスのラインにだいぶ近づいた感じがします。
 表面に編目のざらつきがあるので、最初はガイドと擦れる感覚に戸惑うんですが、慣れてくると、あまりラインスピードを上げなくても、ある程度距離を出すときにはライン自体が“グーン”と伸びていく感じがあって、ちょっと遠目からキャストするのがなんだかとても気持ちが良いんです!おまけにラインが細く柔らかいので、メンディングがやりやすいばかりかドラッグそのものもかかりにくいような気がします。

 そんなわけで、キャスト&ドリフトを楽しんでいるうちに、全然釣れないまま残り1時間となってしまいました。(汗)

Photo_47
 で、急いでこんな上流部へ移動。この辺は、今までの経験では小物の魚影が濃い区間なので、とりあえずイワナの顔を見て帰ろう、という魂胆でした。

 最初、手前の流芯から流し始めたら、案の定すぐに20センチくらいのイワナがヒット。よし、一つ上の流れ込みまでやったら帰ろう。

 と、そのとき、ずっと奥の対岸ぎりぎりの辺りで、“ポツーン”という小さなライズがあったような・・・

 よく見ると、そこはカーブした岩盤に奥の小さな流れ込みから続く筋が当たっていて、底には沈み石も入っているという、いかにもなポイント。見ていたら、再び“ポツーン”という小さなライズ・・・


Photo_48
 #16パラ・アントに反応したライズの主は、ジャスト30センチの丸みを帯びた白っぽいイワナ。
 この竿で尺ものをかけたのは初めてだったけど、シルクラインとの組み合わせだと魚の動きがまさに手に取るように伝わってきて、落ち着いてランディングまで持ち込めました。(というのは贔屓の引き倒しってヤツかな。でもホントにそんな感じがしましたよ。)

 竹竿+シルクライン(+ファールドリーダー)の組み合わせ、結構はまってしまいそうです。

P.S.
明るい時間に釣れたので、写真をいっぱい撮らせてもらいました。
Up
 サイズのわりにはやさしい顔つき?メスなのかな?(見分け方がわかりません。)

Up2
 尾の付け根はさすがに立派。いい引きを見せてくれました。秋まで生き延びて、いい子孫を残してくれると良いなぁ。

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2007/06/23

Rise Ring @ “Akita” 2007

6月17日
Photo_44 この日は、ロッドビルダーの友人と秋田の溪へ。昨年、私はここで“ボ”を食らってるので、今回はそのリベンジ釣行、だったんですが、時期的にはちょっと遅かったかな?有名河川なので入溪者も多く、溪魚たちも結構スレ気味でした。

Photo_45
 写真は、入溪早々に釣れた秋田の美麗ヤマメ。顔つきは幼い感じがするけど、肌艶も色合いも惚れ惚れするくらい綺麗。これでも23センチくらいはあります。
 フラットなプールでライズしていた所を#18CDCアントで何とかしとめ、これは今日は爆釣か?と思ったのもつかの間。その後は反応が渋くなり、出ても乗らなかったり、釣れてもチビイワナだったり、と、あまりぱっとしないまま終点の堰堤下へ。そしたら、なんとそこには先行者の姿が。

 どうりで釣れない訳です。ま、日曜日だし仕方ないか。綺麗な溪で一日釣りができたし、とりあえず“ボ”は免れたし・・・

 でも、やっぱり消化不良。
 というわけで、帰りは雫石水系の本流でイブニングをやることに決定!一路、友人オススメの“尺ヤマメ”ポイントに向かいます。
 ポイントに着くと、川の周辺には#16くらいのカディスがウジャウジャ。プールの開きの方ではすでにライズが始まっていて、大物の期待充分!

 釣り始めて数等目、#16CDCカディスアダルトに反応したのは、
Photo_46
いかにも本流育ちっぽいヤマメ。 結構良い引きをしてくれました。

 しかし、その後が続かない。
 真っ暗になるまで頑張りましたが、友人のウェットに何回かアタリがあっただけで、釣れたのは結局この一尾のみでした。
 今思えば、ああいう状況では水面にこだわらずにカディスピューパやウェットで狙った方が良かったのかも・・・

 ここも近いうちにリベンジしないといけないな。
 

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2007/06/11

2007佐藤成史FFスクール in クボタロッジ

6月9~10日

毎年恒例となった“巨匠”佐藤成史さんのスクール。
 この釣りを始めて丸10年、氏の著書をテキスト代わりにこの世界にのめりこんできた私にとっては、年に1度直接お会いすることができる貴重なイベント。実技指導もさることながら、クボタロッジのクオリティの高いお料理を囲んでのおしゃべり等、毎回とても充実した時間を過ごさせていただいております。
 というわけで、今年は初日の夜から参加してきました。

Photo_39 溪の周りにはタニウツギや藤の花が咲き、季節的にはまさにベストシーズン、のはずなんですが・・・

1_2 私が実釣に参加した二日目の日中は、ご覧のようなピーカンで気温も高く、スクール中の釣果はイマイチ。
 どうやら、最近ニジマスの成魚放流があったようなので、その影響もあったんでしょう。

 ・・・ニジマスは結構釣れましたけど。

2 でも、パカパカ釣れるよりも、ポイントの見極めやフライの流し方等の技術的なことに集中できるので、スクールとしてはこの方が良かったのかもしれませんね。
 実際に今回は、流れの状況に応じたメンディングのやり方など、得るものが多かったと思います。本を読んでなんとなく解ったようなつもりでも、実際に目の前で解説していただくと、まさに“目からウロコ”。自分のアプローチ&ドリフト技術には、まだまだ精進の余地があるなぁ、とあらためて感じました。






 さて、スクールの方はお昼過ぎには終了し、遅い昼食をとって解散となります。が、佐藤さんを含めた居残り&近郊組は、やっぱり「イブニングはどうしようか」という話になります。せっかくこの時期の岩手に来てるんだもん、当たり前ですね。

 で、私ともう一人の生徒の方は、佐藤さんの「あそこなら確実」情報に基づき、「二日前のイブニングに大規模なスピナーフォールがあって尺イワナがたくさん出た」という堰堤上のプールに向かいました。
 クルマ留めに着く頃には雨が降り始めてきましたが、他に移動する時間もないので、「土砂降りになったらすぐ逃げようね」なんて言いながら入溪。
 ポイントに着くと、散発なライズはありますが、スピナーフォールはまだ始まっていないようです。しかし、雨脚が弱まる様子はなく、もしかするとこのままライズが終わっちゃうかも・・・?
 不安に駆られた二人は、とりあえず散発なライズを狙ってみる事にしました。しかし、反応するのは・・・

1_3 こんなのや、
2_1 こんなの。
 個性的な紋のイワナなので、これはこれで嬉しいんだけど、サイズはイマイチ。(これなんかは大きな白点が流れ気味で、ちょっとナガレモン風?)
 「今日は大きいのは出ないのかなぁ・・・」と思い始めた頃・・・

Photo_40 上流の流れ込みにいた同行者のロッドが曲がっているのが目に入りました。最初は、「あっちでも釣れだしたな」ぐらいに思ってたんですが、そのうちロッドがのされそうになり、どんどんこちらの方に下ってきます。おお!大物だ!これはサポートしなくちゃ!

 しばらくしてようやく足元まで寄ってきたところを、今期の私の新作“尺ネット”で無事ランディング!

35 35センチもある立派なイワナでした!
 
 尺ネット、開口部の長さが約32センチもあるので、魚が小さく見えるのが珠に傷。でも、尺イワナをすくうために作ったネットなので、目的を達成できて満足・・・






 なわけはありません。自分も尺イワナ釣らないと!

 あたりはすでにだいぶ暗くなり、残り時間はあと30分程。
 
 しばらく観察していると、下流の開きの方でライズが多くなっています。いつのまにか雨もやみ、上空には#18位のスピナーが・・・

 「これか?」

 真っ暗になる寸前、ダウンクロスで流し込んだCDCスピナー#18が静かに吸い込まれ、その直後、バットを絞り込むような力強い引き!暗くて魚の姿がよく見えませんが、どうやら私にも尺が掛かったようです!

33

 ティペットが6Xだったこともあり、慎重なやりとりの末にネットに収まったイワナは、メジャーをあててみたら33cmありました!いやー、久しぶりにドキドキした。・・・堪能しました。むふふ

 最終的には、当初の狙い通りスピナーフォールでのマッチ・ザ・ハッチ(じゃなくてこの場合はドリフターですかね?)の釣りとなり、終わってみれば2人とも尺オーバーを釣り上げることができて、非常に充実したイブニングになりました。
 これもひとえに巨匠のご指導と情報の賜物ですね。事前の情報がなかったら、あの状況でスピナーフォ-ルに気がついたかどうか・・・

 佐藤さん、クボタご夫妻、●さん、そして参加された皆さん、二日間お疲れ様でした。そして大変お世話になりました。

Photo_43 また来年も“尺イワナ”釣りに行きますので(?)よろしくお願いいたします!

 
 

 
 

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サクラマス!

Dscn365703750 友人から、見事なサクラマスの写真が届きました!
 数日前、沿岸河川にてスペイでの釣果だそうです。すごいなぁ。
 
 あの「ヒカリ」がこんなになって帰ってくるのかと思うと、なんだか不思議な感じがしますね。


 

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1年後のスクール・リバー

6月3日(日)
Photo_37 昨年、佐藤成史さんのスクールで、オオマダラのハッチに尺上イワナが沸き返ったスクールリバー。今年もそろそろかな・・・ということで、午前中ちょっとだけ偵察してきました。

Photo_38 が、この日はオオマダラの姿は見えず、朝方オオクマがチラホラ、という程度。#12のアダムスパラシュートや#14オオクマ・クリップルに反応してくれたのは、写真のようなサイズばかり。(あとは元気なチビニジマスも。今年はニジマスが多い?)
 イワナの出方もだいぶスレてる感じで、写真のようなスレ掛りが多かったです。でかい魚影も見かけたけど、フライには反応せず。川原には足跡がいっぱいだったので、かなり人が入ってるんでしょうねぇ。

 ん~、ちょっと消化不良。

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2007/06/07

シルクライン・その後

Photo_36 1回実戦で使ってみて、#3にしてはちょっと軽いなぁ、という印象だったオールド・シルク・フライライン。その後、GENさんの過去ログを参考にハーダニング処理を追加することに決めまして、現在、再処理後2回目の乾燥中です。
 
 以下、やってみて気がついた点。

 当初の1回の処理だけでは、確かにラインは硬くなるものの、表面にはあまり変化はなく、見た目は“ただのシルクの組み紐”って言う感じでした。これは、1回目はオイルがラインにほとんど染み込んでしまって表面には残らないからなんでしょう。

 でも、以前使わせてもらったフェニックスのラインは表面がもっと滑らかだったような気がするし、写真で見る古いシルクラインの中には、もっと厚くコーティングされたような物もあります。自分のラインもドレッシングを塗り重ねたらあんな状態になるんだろうか、と、ずっと不思議に思っていました。

 で、その後2回目(再処理後1回目)をやってみたら、オイルはほとんど染み込まず、表面に薄い皮膜を作るような形で硬化しました!これなら、何回か処理を繰り返せば表面が滑らかになりそうです。重量もだいぶ増すだろうし。

 普通のリンシード・オイルだけではこんな皮膜はできないと思うので、これは多分、使ったオイルにブレンドされてる“ダンマル樹脂”が硬化したものでしょう。写真は3回目(再処理後2回目)がだいぶ固まってきたところ。皮膜の状態がわかるかな?

 その後、気になって色々調べてみました。どうやら、画材用に使われるマスチックやダンマルなどの天然の軟質樹脂は、昔からシルクラインのコーティングに使われていたようです。なのでベースになるシルクラインも、コーティングが乗ることを想定した太さ(重さ)になってるんでしょうね、多分。
 どうりで、1回のハーダニングだけでは軽いわけです。
(シルクラインの再生方法についてはこちらが参考になりました。英語なので、なんとなくですがw)

 今回使ったホルベインのスペシャル・ペンチング・オイル。当初からそういう効果を狙ってたわけではなく、「天然成分だけだし乾燥も早そうかなぁ」ぐらいの理由で選択したんですが、結果的には正解だったみたい。

 でも、先のサイトでは4~5回のコーティングを推奨してるので、その通りにやろうとすると、実戦に再投入するには結構時間がかかりそう。

 ま、寒い時期には巻き癖がひどくて釣りにならなかった某“●ッジライン”も、先日の釣行で試しに使ってみたら、今の時期にはわりと普通に使えることが判明したので、シルクラインの方は、気温が下がり始めるシーズン終盤まで気長に育ててあげようかと思っています。

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2007/06/06

5月最後の釣り

5月27日(日)
Photo_33 今年の5月は週末に雨になることが多くて、あんまり納得行く釣りができてません。この日も朝から雨でしたが、久しぶりに1日釣りができることになったので、ダメもとで出撃!
 時期的にはそろそろ山の方も良い頃だなぁ・・・と思いつつ、雨の日に一人で山に入るのもちょっと怖いので、結局向かったのは遠野の里川。
1_1 この時期の里川はどこもそうですが、雨で田んぼの泥水が流れ込んでいて、フライで軽快に釣り上るにはもう少し水が澄んでたほうが・・・っていうくらいの、いわゆる“ささ濁り”状態。
 それでも、この日はコカゲロウや小型のカディス、ストーンフライ(ミドリカワゲラ?)、中型のマダラカゲロウやヒラタカゲロウが終日だらだらとハッチ。特別大きいのは釣れなかったけど、瀬では軽快に釣り上がり、プールではシビアなマッチ・ザ・ハッチ、と、写真のようなヤマメが飽きない程度に反応してくれて、なかなか楽しめた一日でした。
Photo_34 こちらは水面に顔を出した“バイカモ”の花。この時期になると水中のバイカモはかなり成長していて、中にはこいつに潜って針を外そうとする魚もいるので、掛けた後はアベレージサイズでもランディングまで気が抜けません。
 でも、釣り上っていてこの花を見つけると、宝物を見つけたみたいでなんだか嬉しくなるのは私だけ?

Photo_35 夕方は、盛岡に戻る途中にある湧水のマッチ・ザ・ハッチ・リバーにてイブニング。
 川に降りてみると、モンカゲや中型のヒラタが結構出ていて、堰堤上のプールではすでにライズが始まっていました。これは#14CDCダンで楽勝か?と思いきや、それらのフライには全く反応なし。よく見てみると、他にもガガンボやコカゲロウ、小型のカディスなどが流れています。が、ライズフォームを見ても何が食われてるのかさっぱりわかりません。水面直下かなぁ・・・
 そのとき、視界の隅をオレンジ色の小さなメイフライが数匹・・・ 「これか!」ということでティペットに結んだのはアカマダラのフローティングニンフ。

 結果、写真のようなコンディションの良いヤマメが数尾、しっかりと反応してくれました!

 やっぱ、ライズの釣りは楽しいなぁ!


 とれれば、だけどねw

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