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2007/06/07

シルクライン・その後

Photo_36 1回実戦で使ってみて、#3にしてはちょっと軽いなぁ、という印象だったオールド・シルク・フライライン。その後、GENさんの過去ログを参考にハーダニング処理を追加することに決めまして、現在、再処理後2回目の乾燥中です。
 
 以下、やってみて気がついた点。

 当初の1回の処理だけでは、確かにラインは硬くなるものの、表面にはあまり変化はなく、見た目は“ただのシルクの組み紐”って言う感じでした。これは、1回目はオイルがラインにほとんど染み込んでしまって表面には残らないからなんでしょう。

 でも、以前使わせてもらったフェニックスのラインは表面がもっと滑らかだったような気がするし、写真で見る古いシルクラインの中には、もっと厚くコーティングされたような物もあります。自分のラインもドレッシングを塗り重ねたらあんな状態になるんだろうか、と、ずっと不思議に思っていました。

 で、その後2回目(再処理後1回目)をやってみたら、オイルはほとんど染み込まず、表面に薄い皮膜を作るような形で硬化しました!これなら、何回か処理を繰り返せば表面が滑らかになりそうです。重量もだいぶ増すだろうし。

 普通のリンシード・オイルだけではこんな皮膜はできないと思うので、これは多分、使ったオイルにブレンドされてる“ダンマル樹脂”が硬化したものでしょう。写真は3回目(再処理後2回目)がだいぶ固まってきたところ。皮膜の状態がわかるかな?

 その後、気になって色々調べてみました。どうやら、画材用に使われるマスチックやダンマルなどの天然の軟質樹脂は、昔からシルクラインのコーティングに使われていたようです。なのでベースになるシルクラインも、コーティングが乗ることを想定した太さ(重さ)になってるんでしょうね、多分。
 どうりで、1回のハーダニングだけでは軽いわけです。
(シルクラインの再生方法についてはこちらが参考になりました。英語なので、なんとなくですがw)

 今回使ったホルベインのスペシャル・ペンチング・オイル。当初からそういう効果を狙ってたわけではなく、「天然成分だけだし乾燥も早そうかなぁ」ぐらいの理由で選択したんですが、結果的には正解だったみたい。

 でも、先のサイトでは4~5回のコーティングを推奨してるので、その通りにやろうとすると、実戦に再投入するには結構時間がかかりそう。

 ま、寒い時期には巻き癖がひどくて釣りにならなかった某“●ッジライン”も、先日の釣行で試しに使ってみたら、今の時期にはわりと普通に使えることが判明したので、シルクラインの方は、気温が下がり始めるシーズン終盤まで気長に育ててあげようかと思っています。

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コメント

おおーーほんとだ。
コーティングみたいのが出来てる。。
フェニックスもなんかゴム??みたいなすべりの悪い塗料が乗った感じですw
使ってたらなくなってきましたが。。
なくなってきたら、ミューシリンの乗りがよくなってきた気がします。
最近4釣行。。ラインを乾燥もミューシリンも塗ってないけど、沈む気配無し。。すごいわ(-_-;)

投稿: たけだ | 2007/06/08 09:40

たぶん、ですが。
使ってるうちにガイドとこすれて、シルクの編目の部分以外はどんどん削れて行くんでしょうね。
「使っているうちに滑らかになってくる」理由はこれかと。
沈む気配無し、ですか・・・
早く使いたいなぁ!

投稿: sawase | 2007/06/08 22:30

いろいろと試してますねー
それにしても、ペンチングオイルって良いですね。
手持ちのオイルが無くなったら、次はこれにします。

ちなみに、テボーはフェニックスよりも更にコーティングが強く
しばらく落ちません。たけださん同様、それが落ちてからの方が
グリスの乗りが良く浮力も持つように思います。
なので、中古ラインの方が浮きが良かったりして・・・
なんか新品買って損したかも、みたいな。(^_^;)

ところで、ファールドリーダー使ってみてどうですか?
使い勝手は良いのですが、ラインと比べて沈みが早いように思います。
細い分表面積が狭く、グリスの効きが良くないのかなぁ、なんて思ってますが。

投稿: GEN | 2007/06/11 19:53

>GENさん
>中古ラインの方が浮きが良かったりして・・・
そうなんですか。ということは、ペンチングオイルのコーティング、あんまり厚くしないほうが良さそうですね。

>ファールドリーダー
ドレッシングを10回くらい重ねたヤツは、最初のうちは結構浮力が持ちましたけど、流石に何回か使ってると沈みやすくなってきますね。
なので、どうやらまめなメンテが必要なようです。

ちなみに、ユニスレッドの6/0を3→2→1回転させたヤツを#3ライン用、5→3→1回転は#4ライン用、と使い分けてます。

ドリフトが柔らかいのは良いんですが、ループがタイトになりすぎてトラブルが発生しやすいのも事実なので、正直使い続けるかどうか迷ってるのも事実。
軽くハーダニングしてあげると少しは扱いやすくなるかも。
ただいま実験中です。

投稿: sawase | 2007/06/11 20:41

中古ラインの使用頻度が高いのは浮力よりも柔らかさに
よるところですね。テボーはコーティングが落ちてないので
まだゴワゴワなものだからついつい。。。

ユニスレッドで作ると全体に張りが強いと思います。
僕は絹のミシン糸で作りましたが、もっと柔らかいです。
ワックスの効いてないタイイングスレッドを使うのが良いかも。

#50のミシン糸は太いので
3→2→1→1→2→2で#4用くらいです。
それでもティップ側は太いのでテーパーリーダーの
一部を使ってティペットを接続するようにしてます。

投稿: GEN | 2007/06/12 10:09

>ユニスレッドで作ると全体に張りが強い
そうですね。
ただ、使ってるうちにワックスが落ちてきて柔らかくなると同時に、浮力の持ちも悪くなってくるような気がします。

いずれ、素材は何にせよ、リーダーバットとして太め・短めに作って、3X位からティペットを繋いでいくのが扱いやすいのかもしれませんね。

投稿: sawase | 2007/06/12 23:18

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