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2009/01/30

Pflueger Medalist 1492

新しい竿を手に入れると、それに合ったリールが欲しくなるもの。

とは言え、このような経済状況。
高価なものを購入するには結構勇気がいる。

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で、こちらのリール。
某Webショップのセールで、なんと送料込み4.050円。

いまさらの感はありますが、価格に釣られて思わずポチっと行っちゃいました。

大量生産品の例にもれず、生産がアメリカ→日本→中国と移ってきましたが、スタイル自体は1930年代頃からほとんど変わっていないとか。
見た目は決して高級ではないし、実際に価格も安いにもかかわらず、なんというか独特の味わいがあって、古き良き時代の雰囲気を今に伝える、なんとも憎めないリールです。

この釣りを始めて十数年。
ずっと気になっていたにもかかわらず今までこのリールを買わなかったのは、ほかでもない、右手巻き専用だったからです。
始めたころからなんとなく左手巻きが身についてしまってて、右手巻きオンリーのリールは購入対象外だったんですね。

ところが、カムパネラの石川さん曰く、「簡単に左手巻きにできますよ」とのこと。

ほんまかいな、ということで実際に購入してみたというわけです。

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で、石川さんの教えに従い、早速プチ改造を実行。
クリックの回転を抑えているリベットを内側から慎重に叩き出し、クリックを半回転させてみました。
(写真は半回転させる前の状態です。)

!!!
確かに左手巻きで使う状態で、ラインを引き出す向きの方がドラッグの効きが強くなりました!
なぁるほど。これなら左手巻きでも使えるね!
低番手のリールなら、機能的にはこれで充分だよなぁ。

で、そうとわかると他にも細かいところが気になってきます。

一番は、右手巻き専用にセットされているラインガード。
シルクラインを巻くとなると、やっぱり左手巻きでも機能するようにしたいところ。
これはフレームにドリルで取り付け穴を開ければ簡単に移植できるかな?

もう一つは、真黒なリールフット。
いや、色が黒いのはどうでもいいんですが、許せないのは真ん中にパーティングライン(鋳型の合わせ目の後)が残ってること。
だから安いんだ、とも言えますが。

解禁までに時間があれば、この辺は手を入れてやりたいところです。(できるかな?)
こういうプチ改造が気兼ねなくできるのも、値段が安いからこそですね。

巷には、アンティーク風に加工されたものも出回ってるようですね。
それはそれで否定しませんが、自分としては、ジーンズとおんなじでプレーンなのを使い込むからこそ自分なりの味が出るんじゃないかと思ってます。

今シーズン、専用のシルクラインを巻いて、新しいロッドとともにガシガシ使い込んでやるつもりです。
(専用のシルクライン?・・・については、あと1~2週間後に報告できるかな?)

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2009/01/27

発色テスト その2

前のエントリーで、「ニスで仕上げるとまた違うのでは」と書いたんですが、どのぐらい違うのか実際に確認してみました。

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こちらが塗装前。
左から、アンバー、ゴールド、クラレット、ダーククラレット、ブラウンの順。
当たり前ですが、シルク糸の質感そのままですね。

で、油性ニスを塗るとこうなります。
Photo_2
(テストなのでニスが一部液ダレしてるのはご容赦ください。)

思ったとおり、色は若干濃くなりますが、エポキシの様には透けません。でも、角度によっては糸目にシルク特有の光沢が出るので、これはこれでクラシックな感じで良いかも。(写真ではわかりにくいですが)

日本では、竹竿といえばシルクスレッドにエポキシコートというのが一般的のような気がしますが、アメリカでは今でもエポキシを使わない著名ビルダーが結構いるようですね。
エポキシが一般化する以前からの伝統なんでしょうか。

と、ここまでやっておいてあれですが、今回のはカーボンフェルールの現代的なロッドなので、黙ってエポキシで行くことにします。(笑)

何のかんの言っても、淡色のシースルー仕上げに黒染め金具の対比が美しいと思うので。

・・・こんなことやってるから作業が全然進まないんだよなぁ。


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2009/01/25

発色テスト

いろんな方のご意見を参考に、ラッピング用のスレッドは価格と量のバランスを考えてゴッサマーに決定。
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老舗のササノから取り寄せたのは、写真手前から時計回りに、アンバー、ゴールド、クラレット、ダーククラレット、ブラウンの5色。

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フェルールのラッピングとのバランスを考えて、茶系の濃淡をそろえてみました。

で、早速ブランクのリーウェイを使って発色テスト。
やっぱり細い分、普通のミシン糸より巻きやすいですね。

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こちらはゴールドをメインに、右側のティッピングがブラウン、左側がダーククラレット、真中がクラレット。

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こちらはアンバーがメインで、他の組み合わせはゴールドの方と同じ。

エポキシコートしたら、ゴールド、アンバー以外の3色は、良く見ないと違いがわからないくらい濃くなってしまいました。

びっくりしたのは、クラレットよりもダーククラレットの方が色が濃くなった様に見えること。
糸の透け具合の問題なのかな?
エポキシでなくニスで仕上げるとまた違うんでしょうね。

で、フェルールとのバランスを考えると、メインはやっぱりゴールドかな。
それか、グリップ前とトップガイドをゴールドにして、他のガイドはアンバーに濃いめのテイッピング、っていうのもありかも。

う~ん、ラッピングも考え始めると奥が深いです。

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2009/01/24

グリップを削り出す

コルクリングからグリップを削りだす時は、さすがに手で回すだけでは辛いものがあるので、
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こんな感じの即席なんちゃって旋盤で回してます。

土台は、FLEX COAT社のラッピングベンチ。
手前に見えてるのは掃除機のノズルです。
これが無いと粉塵が舞い上がって大変なことになります。

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動力源はホームセンターで3,000円くらいで売ってる安物の電動ドリル。(実際には、このあとドリルが動かないようにガムテープで固定してます。)
こいつでブランクをぶん回し、各種のヤスリを駆使してグリップのシェイプを出していきます。

ノギスで各部の径を確認したり、握ってみて感触を確かめたりしながら悪戦苦闘すること約2時間。
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ま、こんな感じでOKかな。

早速リールシートを仮組みしてみました。
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うん。リールシートとのバランスも悪くない。
ブランクとシートの色バランスも良い感じです。

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ただ、1か所だけ大きな穴ぼこが顔を出しちゃったので、コルクの削り粉と木工用ボンドを混ぜたものを埋め込んで補修中。

これが済んだらいよいよラッピングに突入です。

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2009/01/21

コルクリング

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昨夜のうちに早速コルクリングを接着し、ただいま乾燥中。

念のため、もう一晩おいてからグリップの整形に取り掛かる予定です。

どんな形にしようかな。

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2009/01/20

ロッド・ブランク

というわけで、
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先日納品になった、Omura Rod 764SF のブランクです。

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Omura Rod の特徴の一つであるカーボン・フェルールは、ブランク販売でも完成品と同様に装着済み。

早速つないで振ってみたら、昨年の最終釣行時に使わせてもらったプロトタイプのフィーリングがよみがえってきました。
・・・むふふ。とっても良い感じ♪

早く完成させて振ってみたい!


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2009/01/18

スペイ?

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お願いしていたロッド・ブランクの納品に盛岡にいらした大村さんと、北上川の本流でスペイ・キャストの練習をしてきました。
(ロッド・ブランクの方はまた後ほど)

実は、スペイをするのはまったく初めて。
道具もまったく持ってないので、一式全部お借りして、最も基本的なシングル・スペイのやり方について、スタンスの取り方やロッドの動かし方など、一から全部教えていただいてきました。

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途中からはKさんも合流。
大村さんもKさんもきれいなフォームから結構な距離をシュートしてます。

私?

2時間ほど練習して基本的な原理は何となく理解できましたが、ロッドの動かし方やタイミングの取り方は、練習を重ねないとなかなか身につくものではありません。
実釣で使えるようになるには、まだまだ練習が必要みたいです。

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しかし、一口にスペイ・ロッドと言っても、いろんな種類があるんですねぇ。

この中では、某英国王室ご用達のスローなロッドが、ロッドの反発力がゆっくりとラインを運んでくれる感じがして気持ち良かった。なんというか、よくできた竹竿のような感じ。

それと、右端の大村さんの試作モデル。
バットはダブル・ビルドになっていて、普段渓流で使っている竿と比べるとものすごく太い。
まだグリップも付いてない状態ですが、持ち重りもなくて振りやすかったのは意外でした。
自分はまだアクションをどうこう言えるレベルではありませんが、こんな竿でサクラ、とは言わなくても本流ヤマメを釣ってみたいなぁ。

これ、ハマると大変なことになるかも・・・(汗)

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2009/01/17

Magnetic Tippet Threader

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先日東京に出張した際、「輸入元のサンスイの展示会で1日50個の売り上げを記録」したという、噂の「マグネティック・ティペットスレッダー」を入手してきました。

早速試してみると、確かに#21のミッジにも簡単にティペットが通せる。

解禁当初の指がかじかむ時期や、イブニングのフライ交換には重宝しそうです!

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2009/01/11

リールシート:その後

簡易インプリ装置二つも作るなど、手をかけてきたリールシートの塗装がようやく終了しました。

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フィーラーの素材はメイプルですが、インプリの際にちょっとだけ着色ニスを混合し、やや濃いめに仕上げてあります。
この辺は完全に好みの問題ですが、ウッド・フィーラーの色はブランクと同じかやや濃いめぐらいのバランスが好きなので。

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仕上げは、やや薄めに調合した油性ニスの塗り~研ぎを5~6回繰り返し、最後はコンパウンドで磨き上げました。
例によってまた黒染めした金具類とのマッチングも良い感じ、と自己満足。

さて、後はブランクが出来上がるのを待つばかりです。
(決して催促してるわけじゃありません(笑))

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2009/01/05

気になる・・・

正月休みにネットでいろいろ調べてたら、e-bayでこんなものを見つけました。

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なんと、中国は福建省(製?)のシルクラインです。

そして、こちら
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同じショップの両軸リール。
写真を見る限り、見た目はなかなかいい感じです。

ここは他にはバンブーロッドも出してるようですね。
まあ、トンキンケーンはもともと中国産なわけだし、大手釣り具メーカーの製造ラインがどんどん東南アジアに移っていることを考えれば、中国製のバンブーロッドがあるのも当然といえば当然。
でもやっぱりなんだか不思議な感じがするなぁ。

で、気になるシルクラインのお値段は、送料込みの即決価格で$63.75。
ってことは、えーと・・・6,000円ぐらい???
なんと、現在国内で買える商品の4分の1から6分の1!
両端にテーパーのついたフルラインで、新品がこの価格ってのはちょっと驚きです。
評価欄を見る限り特に問題もなさそうだし・・・
ま、この値段なら問題があってもネタで済ませられますかね。

と、いうわけで、英語に自信のある方、どなたかポチっと行ってみません?
(※すでにポチっと行った、という方、情報を希望します。)

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2009/01/01

謹賀新年

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解禁まであと2ヶ月。
今年もご覧の皆さんが良い釣りができますように。

というか、安心して釣りに出かけられるような平穏な世の中であるよう願いたいものです。

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