« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009/04/30

偵察

4月29日(水)

北上山地(今は北上高地っていうんですね)の渓もそろそろ良くなってるんでは?
ということで、盛岡~宮古、岩泉間の渓の様子を見に行ってきました。

1
こちらは途中の峠から見た早池峰山の北面の様子。
まだ真っ白です。
ここが水源の渓はまだしばらく雪代が続くでしょう。

ここから東に下りながら何箇所か覗いてみましたが、先週末の雨の影響もあってどこも水量が多く、ドライで釣り上るのにはちょっと厳しい状況でした。
水色から判断して、本格的な雪代はほぼ終わっている感じなので、あと何日かすれば状況は良くなりそうですが。

ただ、途中の峠では道端にまだ結構雪が残ってたので、連休中に雪代が終わるかどうかは微妙ですね。


そんな状況でも、流れのゆるいトロ場や岸よりのたるみ、巻き返しなんかを狙って行くと、
4
こんなヤマメや
3
こんなイワナが反応してくれます。
このイワナ、巻き返しの岩の下に隠れてたのか、お腹の方まで真っ黒(というか真っ茶色)。
無理やり引きずり出したみたいでごめん。

そんなわけで山の方は、雰囲気的には去年よりも数日~1週間くらい季節の進行が遅れている感じがしました(それでも平年よりはだいぶ早いですけど)。
連休後半には良くなってると思いますが、連休前半はちょっと微妙な感じです。

連休にこちらにおいでになる方々、幸運をお祈りしております。


P.S.
5
こちらは閉伊川水系の小渓の、小滝下の巻き返しの泡の中から、まるでイワナのようにゆっくり出てきた8寸ヤマメ。
尾びれが擦り切れたようになってるので、たぶん成魚放流モノでしょう。

閉伊川下流域の支流群は、沿岸水系の例にもれず釣獲圧力が高いので、放流に頼っているというのが実態のようです。
分ってはいても、こういう“いかにも”な魚が釣れるのはあんまり気持ちのいいものではありません。
ここの漁協は、「サービス放流」とか言って40センチクラスのイワナや尺ヤマメを放流してるらしいけど、それって趣味として釣りを楽しむ釣り人のニーズからは相当ずれてるよなぁ。

居付きと思われるイワナのコンディションは悪くないだけに、漁協の増殖義務の果たし方についてはもうちょっと他のやり方があるんではないか、と思います。
そんなこと言ってられないくらい釣獲圧力が高いのかもしれませんが。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009/04/26

中国製シルクラインのその後

2月に購入した中国製シルクラインですが、解禁から1ヶ月半ほど実釣に使った感想をまとめてみます。

購入直後のチェックでは、「予想以上の出来に◎」としていましたが、実際に使ってみても基本的にその評価は変わりません。
ただ、誰にでも勧められるか、というとちょっと悩むところですね。

というのは、コーティングがやや薄めで、4番にしてはちょっと軽い感じがするからです。
ある程度距離を出す場面ではあまり問題ないんですが、ちょっと手前を釣ろうとするときのロッドへの乗りが今一つ足りない感じ。
これは手持ちの他の3番、4番と振り比べるとはっきりします。
手持ちのラインを基準にすると、3.75番ぐらいの感じかな。(ずいぶん微妙だな。)

ただ、以前のエントリーにいただいたbamboo1949さんのコメントから推測すると、コーティングの品質は安定していないのかも。
あくまでも自分のが軽く感じるというだけで、適正な重量の物もあれば、あるいは表示番手より重く仕上がってる物もあるのかも知れません。

それで、私の場合は思い切ってコーティングを追加することにしました。
多分、1回追加するとちょうど4番ぐらいになってくれるんじゃないかと。

このように、自分でラインの重量や硬さをコントロールして使う“素材”と考えられる人には、ライン自体の出来は悪くないので大変お買い得だと思います。
というか、値段が安いからこそ思い切って手を入れることができるんです。

ですが、そういうのはちょっとめんどくさい、という方には正直・・・・・・

というのが今のところの結論かなぁ。


さて、そんなわけで、コーティングの方は昨日の午後に早速作業しまして、現在は物置で乾燥中。
今回のコーティングは、ホルベインのスペシャルペンチングオイルと市販の荏胡麻油を半々ぐらいでブレンドしたものに、溶かした蜜蝋を加え、最後にシッカチフ(硬化促進剤)を15%位加えたもの。
硬すぎず柔らかすぎないコーティングに仕上がってくれることを期待しています。
GWはさすがに無理だろうけど、5月下旬からの最盛期の頃には良い状態になるんじゃないかな。

その他のシルクラインの状況
3_2
こちらは使い始めて3年目になるDT3番ライン。
コーティングがすっかり落ちた状態で購入した中古のラインですが、自分でハーダニング~コーティングして育ててきました。
繰り返しドレッシングを塗って使いこんできた結果、かなりしなやかになっています。

4_2
こちらは昨年から使い始めた4番ライン(DT4のハーフ)。
コーティングなしの新品で購入し、同じく自分でハーダニング~コーティングして育ててきました。
最初はコーティングがかなり硬く仕上がってしまいどうなる事かと思ったけど、頑張って使っているうちに大分柔らかくなってきました。
シルクは使い込んでやることでどんどん使いやすくなっていくのが嬉しいですね。

ところで、
Photo
「リーダーとの接続はどうしているんだ?」
という質問があったのでご参考まで。

写真は、黄色っぽい方がファールドリーダーのバット、緑色っぽい方がシルクラインの先端です。
両方とも、先端を折り返してタイイング用のスレッドで巻き止め、小さめのループにしてあります。
これを loop to loop で接続するわけです。
なお、スレッドで巻き止めた部分は、柔軟性のあるセメント類でコーティングしておくと、ガイドへの引っ掛かりが軽減されます。
強度面を心配する方もあるかと思いますが、今のところ尺イワナを掛けたぐらいでは全く問題ありません。
それ以上のサイズではわかりませんが・・・

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2009/04/25

勇み足?

4月18日(土)

1週間遅れの更新ですが、この日は前の週の渓から峠を越えた先にある沿岸の小渓の様子を見に行ってきました。

1
渓の雰囲気はこんな感じ。
芽吹きの始まった渓に太陽が降り注ぎ、気分は爽快!

なんですが・・・

なんだか反応が渋い。
チビッコが時々反応するんだけどなかなか乗らなくて、まだ水面の餌を食い慣れていないような出方。
そうかと思えば、たまに反応する良型はフライの直前でUターン。
これはもしかしてスレてるのかな?

それでも反応はあるのでだらだらと釣り上ったら、
2
ようやく釣れたのはこんなかわいいヤマメ。

3
渓のまわりにはこんな花がたくさん咲いてました。
時期的には悪くないと思うんだけど、ほんのちょっと早かったのか、あるいはもう既に抜かれてしまったのかも。
これは黙って先週と同じとこ行った方が良かったかも・・・

で、戻る途中、以前から気になっていた渓の支流を偵察。
4
下流部の里川っぽい区間ではこんなヤマメが何尾か素直に反応してくれたけど、上流に進み流れに落差が出てくると、まったく反応がなくなってしまいました。
やっぱり山間部の渓が良くなるのはもうちょっと後なのかな。
最後に先週の里川をちょっとやって帰ろう。

と思ったら、めぼしいポイントにはことごとくフライフィッシャーの姿が。
もしかして、みんなこのblog見てるのかな?(汗)

ここも誰かいるだろうなぁ~、と、上流の堰堤まで行ってみたら、珍しくここは空いてました。

が、堰堤上のプールの流れ込みでは大きめのフライには反応なし。
もう夕方近くなって気温も下がってきたし、目につく虫はユスリカのみ。

ライズはないかな・・・としばらく待ってみたら、

5
こんな対岸の葦の根元ぎりぎりでいやらしいライズ。

このヤマメ、#18のカディスで出るだろう、と思ったら出ない。
#20のユスリカ・スペントが風に流されて離れたところに落ちたら、なんと別なヤマメが出ちゃいました。
・・・やっぱりユスリカなのね。

ユスリカのパターンをとっかえひっかえし、
6
最後は#20のイマージャーパターンで決着。

今日は全体に結構渋かったけど、最後にライズが取れたから、ま、いっか。


P.S.
翌日の日曜日。
先週、子供達とどこかに出かける約束をしてたので、お天気も良いことだし、桜が咲き始めた近場の「高松の池」までお花見に行ってきました。
7
桜の方はまだ半分くらいだけど、他の木々の芽吹きも始まって、新緑とのコントラストがなかなか良い感じ。

名目はお花見ですが・・・


8
やっぱり釣りなのね。
(他の遊びは無いのか?)

フナとかはまだ早いようですが、子供たちは
9
夢中になってこんなのを捕まえてました。

子供に釣りを教えるなら、こんなところでフナ釣りから入るのも良いかも。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009/04/17

サクラマス!

大村さんからサクラマスの釣果報告が届きました!
Imgp0200800_2
なんと65センチ!
ルアーではそれなりに結果が出ているようですが、フライでの釣果はかなり貴重なのではないでしょうか?

自分が使っている竿のビルダーがこういう釣りをしてるっていうのは、何とも頼もしい限りですね。
竿への信頼度も増すというものです。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2009/04/14

オオクマの舞う渓で

4月12日(日)

このところの陽気続きで間違いなく活性は上がってるはず。
そう思い始めたら居ても立ってもいられません。
土曜日は仕事で釣りに行けなかったので、「どっか連れてけ!」とねだる子供たちを「来週は絶対ね!」と、なんとか言いくるめ(いまさらながらダメなオヤジですね。はい。)、一路沿岸方面へと車を走らせました。

最初は沿岸の鉄の町を流れる独立河川を覗いて見たんですが、水量は良い感じなのに何故か濁ってる。
雨が降ったわけでもないのにおかしいな~、と、上流をたどってみたら、なんとユンボが川をいじりまわしてます。
ダメだこりゃ。川変えよう。

峠を内陸方面に戻り、今度は民話の里の里川へ。
2

道路わきの堰堤のプールを覗いてみたら、早速ライズ発見!

まずは堰堤下の落ち込みから。
あたりには、午前中にハッチしたと思われるオオクママダラカゲロウがたくさん飛び交ってて、それらしいスペント系のパターンを流すと
3
コンディションの良いヤマメが小気味よい反応を見せてくれます。

このときは小型のカディスやユスリカなども出ていて、堰堤上のフラットでライズしてるやつらは結構シビアでしたが、その上流の瀬の中に入っているヤマメたちは#14位のカディスやパラシュートにビシバシ反応してきます。
やっぱり、この陽気でこのサイズの虫がたくさん出ると、渓魚達も興奮するんでしょうね。
このタイミングで(無理やりだけど)釣りに来れて良かったなぁ。


さて、上流に釣り上ったら川の規模がだいぶ小さくなってきたので、この後は少し下流部に移動して再入渓してみました。
7

この時点ではオオクマの姿は見えなくなってましたが、それでもここぞという大場所からは、
4
こんなヤマメや、
5
こんなイワナも。

6
考えてみたら今シーズン初のイワナですね。
淡いアイシャドーが綺麗。

このサイズがコンスタントにドライに反応してくれると楽しいですね。
この日も何のかんので20尾以上は掛けたでしょうか。
これでようやく本格的なシーズンが来たような気がします。

今日はもう十分満足。

・・・と一瞬思ったんですが、何年か前の同じ時期にもう少し下流のポイントで大物をばらしたのを思い出し、帰りがけに再チャレンジしてみました。

手始めに、本命ポイントの一つ手前のプールを覗いてみたら、あまり大きくはない複数のヤマメがライズしていて、観察してみると小型のカディスを追いかけてる様子。
早速#18カディスを流してみたら、数尾が素直に反応してくれます。

よしよし、フライパターンはこれでOK。
いざ、本命ポイントへ!

まずは手前の開きを流し、門番役の7寸ヤマメ。
その後は、徐々に流れ込み周辺へとキャストしていきます。

で、ここぞ!という流芯脇の沈み石にフライが差しかかると、それまでの魚より一回り大きな頭が「もこっ」と水面に顔を出しました!

8
まだちょっと痩せてるけど、今シーズン一番の8寸ヤマメです。

ほぼイメージ通りの釣りができて、しかもこんな魚が出てくれるなんて、なんだか嘘みたい。

9
・・・堪能させていただきました。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2009/04/05

里川の春

4月4日(土)

9
盛岡も数日前からだいぶ暖かくなってきました。

県南の方はそろそろ大きめの虫がハッチしだす頃。
でも、遠出してる時にミサイル飛んできたりするとシャレにならないので、この日は盛岡近郊の里川を丸一日かけて歩いてきました。

1
午前中は北側の支流へ。
さすがに朝一は反応が渋いですが、10時頃にこのプールに差し掛かると散発ながらライズが。
あたりには#16~14ぐらいのカゲロウやストーンフライが結構出ています。

とりあえず、最も食べ慣れているであろう#16コカゲロウパターンを流すと、
21
かわいいヤマメや、
32
こんなヒカリっぽい個体が素直に反応してくれました。

途中の瀬でも、「ここは出るでしょう」というポイントごとに反応があって、テンポよく釣り上って行くと、
4
この川では数少ない大場所のいつものプールへ。

ここも結構ライズがあって、
5
岸辺には#14ぐらいのこんな虫(たぶんオオクママダラカゲロウ?)も目につきます。
が、大きめのフライには反応がいまいち。

開きや巻き返しについてるチビッコたちは割と素直に反応するんですが、時々流芯で「ゴボッ」とライズするやつは一筋縄ではいきません。

フライをとっかえひっかえし、ようやく#16のエックスカディスで勝負がつきました。
63
サイズは20センチをちょっと超えるぐらいだと思いますが、この川では大物と言えるサイズ。

73up
背中の盛り上がり具合や、ピンと張ったレモン色の胸ビレが、コンディションの良さを表しています。
こういう魚体を見ると、いよいよ本格的な春到来!という感じがしますね。


この後、午後からは南側の支流へ移動。
こちらも同じような状況で、#16のコカゲロウパターンを流していくとポイントごとに反応があります。
ただ、午前中の川よりも季節の進みが早いのか、トロ場のライズはウグイだったりすることも(笑)。

8
それでも、このポンプ小屋下のプールの流れ込みでは、先ほどのと同じくらいのサイズのヤマメが数尾反応してくれます。
こちらの方がアベレージサイズはちょっと大きいかな?


その後は、お昼に上がったところからの続きをやりに、また午前中の支流へ。
イブニングをあのプールでやろうという魂胆だったんですが、これは不発でした。

そのかわり、釣り上って行ったらヒカリっぽい個体がたまっている場所があって、目についたユスリカを意識した#18グリフィスナットもどきを流してみたら、ここでも数尾が素直に反応してくれました。


結局この日は1日こんな感じで、釣れた魚の数はたぶん30尾ぐらい?
久しぶりにヤマメの数釣りを堪能した感じです。
いよいよ本格的なドライシーズンの幕開け!かな?

・・・つぎはそろそろイワナの顔が見たいかも。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009/04/01

また竿?

というわけで、先日のエントリーでちらっと触れた新しい竿、というかロッド・ブランク。

Photo
スペックは、7’9” #5の2pc。
テーパーは、ギャリソンの209Eです。

荒雄のレインボーや、本流の大場所でのライズ攻略、あるいは解禁当初の重たいニンフの釣りや管理釣り場など、#4ではちょっと役不足な場面で使える竿が欲しかったので、大村さんにお願いしてブランクを作っていただきました。

テーパーの選択は結構迷ったんだけど、公開されてる7’6”~8’位の#5ロッドのテーパーデータを大村さんにもいろいろと見てもらって、「レインボーを楽に寄せられるバットの太さがあって、全体のアクションもスムーズそうだ」ということだったのでこれに決めました。
今期メインで使っている764SFもギャリソンテーパーベースで、これもまた全体にスムーズなアクションで使いやすかった、というのも大きな理由です。

で、お願いしてからいろいろと調べたら、なんとあのビヤーネ・フリース氏もこのテーパーのモデルを自身のラインナップに入れてるんですね。
彼はこのモデルを「とても調和のとれた素直なロッド」と言っています。

調和。
なるほど。
これは早く組み立てて振ってみないとなぁ。

とはいえシーズン中はなかなか作業が進められません。
とりあえず、どんな仕上げにするか妄想を膨らませつつ、オイルの塗り込みから始めるとしましょうか。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »