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2009/04/26

中国製シルクラインのその後

2月に購入した中国製シルクラインですが、解禁から1ヶ月半ほど実釣に使った感想をまとめてみます。

購入直後のチェックでは、「予想以上の出来に◎」としていましたが、実際に使ってみても基本的にその評価は変わりません。
ただ、誰にでも勧められるか、というとちょっと悩むところですね。

というのは、コーティングがやや薄めで、4番にしてはちょっと軽い感じがするからです。
ある程度距離を出す場面ではあまり問題ないんですが、ちょっと手前を釣ろうとするときのロッドへの乗りが今一つ足りない感じ。
これは手持ちの他の3番、4番と振り比べるとはっきりします。
手持ちのラインを基準にすると、3.75番ぐらいの感じかな。(ずいぶん微妙だな。)

ただ、以前のエントリーにいただいたbamboo1949さんのコメントから推測すると、コーティングの品質は安定していないのかも。
あくまでも自分のが軽く感じるというだけで、適正な重量の物もあれば、あるいは表示番手より重く仕上がってる物もあるのかも知れません。

それで、私の場合は思い切ってコーティングを追加することにしました。
多分、1回追加するとちょうど4番ぐらいになってくれるんじゃないかと。

このように、自分でラインの重量や硬さをコントロールして使う“素材”と考えられる人には、ライン自体の出来は悪くないので大変お買い得だと思います。
というか、値段が安いからこそ思い切って手を入れることができるんです。

ですが、そういうのはちょっとめんどくさい、という方には正直・・・・・・

というのが今のところの結論かなぁ。


さて、そんなわけで、コーティングの方は昨日の午後に早速作業しまして、現在は物置で乾燥中。
今回のコーティングは、ホルベインのスペシャルペンチングオイルと市販の荏胡麻油を半々ぐらいでブレンドしたものに、溶かした蜜蝋を加え、最後にシッカチフ(硬化促進剤)を15%位加えたもの。
硬すぎず柔らかすぎないコーティングに仕上がってくれることを期待しています。
GWはさすがに無理だろうけど、5月下旬からの最盛期の頃には良い状態になるんじゃないかな。

その他のシルクラインの状況
3_2
こちらは使い始めて3年目になるDT3番ライン。
コーティングがすっかり落ちた状態で購入した中古のラインですが、自分でハーダニング~コーティングして育ててきました。
繰り返しドレッシングを塗って使いこんできた結果、かなりしなやかになっています。

4_2
こちらは昨年から使い始めた4番ライン(DT4のハーフ)。
コーティングなしの新品で購入し、同じく自分でハーダニング~コーティングして育ててきました。
最初はコーティングがかなり硬く仕上がってしまいどうなる事かと思ったけど、頑張って使っているうちに大分柔らかくなってきました。
シルクは使い込んでやることでどんどん使いやすくなっていくのが嬉しいですね。

ところで、
Photo
「リーダーとの接続はどうしているんだ?」
という質問があったのでご参考まで。

写真は、黄色っぽい方がファールドリーダーのバット、緑色っぽい方がシルクラインの先端です。
両方とも、先端を折り返してタイイング用のスレッドで巻き止め、小さめのループにしてあります。
これを loop to loop で接続するわけです。
なお、スレッドで巻き止めた部分は、柔軟性のあるセメント類でコーティングしておくと、ガイドへの引っ掛かりが軽減されます。
強度面を心配する方もあるかと思いますが、今のところ尺イワナを掛けたぐらいでは全く問題ありません。
それ以上のサイズではわかりませんが・・・

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コメント

#3.75というのはかなり微妙ですね。(笑)
多分、僕のナイロンと同じくらいの感覚かも。
僕だったら、ハーダニング追加したりしないで#3ロッドで使っちゃうかも。

やはり作ってる人がその道具に対して思い入れが無いと、
こういうバラツキが出ても気にせず出荷してしまうんでしょうねぇ。
円高だし、もう少しライン安くなっても良いと思うんですがねぇ・・・
と言うか輸入タックル全般に安くなっても良いですよね。

投稿: GEN | 2009/04/26 07:28

>GENさん
作ってる方にしてみれば、「ただの絹の組み紐がこんな値段で売れるらしいぞ」ってな感じかもしれませんね。
最近はヤフオクでも良く見かけるので、品質管理の体制が需要に追いついてないのかも。

確かに、ユーロは一時期よりだいぶ下がったと思うんだけど、ヨーロッパ製品の値段はちっとも安くなりませんね。

投稿: sawase | 2009/04/26 08:23

おっと。
けっこう増えましたね(大笑)
使う回数が減ると、仕上がりも遅くなるのがもどかしいですよね(笑)
私はフェニックスが3年目でいい感じになってきたのに、両端ともにブッツリやっちまいました。
((+_+))
けっこう枝に絡まったり、草に引っ掛けたり、ティペットが食い込んだり。。負荷がかかっているのでしょうね。
まだフロントは残っているので、これ以上は高切れしないようにしないと。。

投稿: たけだ | 2009/04/28 19:46

>たけださん
無名のラインばかりだけど、すでに4本になっちゃいました。
しかし、せっかく育てたラインが切れちゃうのはかなりショックですね。
シルクはPVCラインのような弾力が無いので、糸撚れがひどくなるとコブのように折れ曲がっちゃうんですよね。
もしかすると、その状態で力がかかると切れるんじゃないかと。
なので、釣行中でもその点には気を付けるようにしてます。

投稿: sawase | 2009/04/28 21:34

こんにちは。
Bambooです。
『チューコク・シルクのその後』興味深く拝見いたしました。

私は、4月13日から純正?のグリスを塗布しながら約三週間を経過しています。
DT3のつもりで、しごいていますが、「どのように見ても、#5に見えます」フェニックス#4とティボーの#3を並べて、比較しますと一番細いのがフェニックスの#4です。その次がティボーの#3。そして、周さんのシルクが太いですね。ただ、重さを比較するとティボーと大差ない25g前後です。ティボーは、しっかり乾燥させると4g程度軽くなるようですが。
今更、遅いのですが『確かな重さを当初に確認しておけば…』反省しております。
因みにフェニクッスの#4は、4年目を迎えますので、しなやかに育ち、重さも35g前後までになっています。(これが、いいのかどうか、判りません。正直なところ)
ただ、#4・7’6”のロッド(ミディアムファースト・アクション)や#4/5・7’9”(パラボリック・アクション=作り手の表現ですが)には、うまく乗ってキャスティングも20yd近くまでラインガイドの抵抗感も少なく伸びていきます。
『周さんのシルク』をフェニックス並みに育てるのには、気が遠くなるような想いです。
ラインガイドでシゴキ始めてから2週間を経過し、若干軟らかくなってきたことは、確かですが…。どうもグリスが浸み込んでいないように思えます。(グリスの塗布の前後の重さに変化が殆どないので)

因みに、ロッドは、#4でシゴイテいます。(5~10yd・15ydくらいでフォルスキャストを繰り返しています。)
#3ロッドでは、まだ試投していません。(チョット、荷が重いかなと)

一度、熱めのお風呂に入ってもらって、もう少し、柔軟な姿勢を出させようかとも考えています。

長文になって、しまいました。
ご迷惑でなければ、良いのですが。

投稿: Bamboo1949 | 2009/05/02 12:33

>Bamboo1949さん
迷惑なんてとんでもありません。

まわりの声を聞くと、やはりフェニックスは使いやすいようですね。
番手が表示より1番手軽いという評価も定着してるようなので、品質としては安定してるっていうことなんでしょう。

それに比べると、中国製シルクラインは確かに手間がかかりますね。

お話をうかがってると、もしかしてコーティングがかなり厚めに仕上がってるんでしょうか。

何のかんの言っても、柔らかくするにはグリスの塗り込みとキャストを繰り返すのが一番だと思います。

私のもコーティングを追加したせいでまた硬くなってしまいましたので、お互い頑張って育てましょう。

投稿: sawase | 2009/05/02 22:02

ありがとうございます。

今朝から、3社のライン比較を以下のロッドで試してきました。

B.T.H.R7ft#3、Awol7ft6in#4、Ryuno・PA7ft9in#4/5
結果は、ファインチップでスロー気味の#4/5に『周さんのラインを決定』しました。
5ydから15yd以上のフォルスキャストでも
バランスよくキャストできました。(ただし、無風でしたから)( ̄○ ̄;)!
これによって、リールも変わってきます。
これって、結構楽しいんですよねscissors
次は、フィールドテストを連休明けにでもしようと考えています。

また、機会をみて、報告したいと思います。

投稿: Bamboo1949 | 2009/05/03 09:50

>Bamboo1949さん
#4/5が最もバランス良くキャストできるということは、やっぱり#5なんですね。

ラインと竿の相性を試すのは結構楽しいですよね。
実釣での感想もぜひお知らせください。

投稿: sawase | 2009/05/03 21:12

シルクラインのその後の経過報告をするため、メールにて送信を試みましたが、当方のPCでは、そちら様のアドレスが認識されませんでした。
ホームページ上のアドレスは、使用できないのでしょうか?

投稿: Bamboo1949 | 2009/05/18 14:39

>Bamboo1949さん
リンク先のHPに記載のアドレス、または当blogプロフィールページに記載のアドレスとも、現在使用中のアドレスで、問題なく使用できております。
どうしてもだめな時はこちらに書き込みいただいてもかまいませんよ。

投稿: sawase | 2009/05/18 22:01

初めまして中国シルクラインで検索して辿り着きました。

古い日記へのコメントだし残すかどうか迷いましたけど、私が同商品を買って使った印象と
余りにも一致していた為に書き込む事にしました。

私のはDT3番ですが、
PVPライン2番に相当する重さだとロッドに載せた時に思ったでぇ 
中国製の一番の欠点は私が持っているシルクライン(DT4番伊太利製)よりもラインが太い、
これはチューニングの施しようが無いですね!!


その後のラインの具合はどうですか
チューニングをして狙った重さになりましたか
私も重さに不満がありアドバイスが貰えれば嬉しく思います

 o(_ _)oペコッ 照ちゃん

投稿: 照ちゃん | 2009/12/04 20:42

>照ちゃんさん

はじめまして。

中国製シルクライン、結構普及してきたようですね。
皆さんの感想をうかがうと、やはり“ちょっと軽め”との声が多いようです。
有名なフェニックスも“1番手軽い”との評価が定着してるみたいですから、中国製シルクもそういうものだと思えば、ライン自体は決して悪くないと思います。

ラインの太さはどうでしょう?
自分は著名メーカーのラインを持ってないので、その点は全然気になりませんでした。
伊太利製ということはテレンツィオですか?
1度だけ友人のを振らせてもらった事がありますが、あれは良いラインですね。
まぁ、値段を考えると中国製を伊太利製と比べるのは酷かと(笑)

で、チューニングの結果ですが、まだちょっと軽い感じがするので、解禁までにもう一回コーティングを追加しようと思ってます。
その際は手順をblogにUPしようと思いますので、あまり期待せずに(笑)お待ちくださいませ。

投稿: sawase | 2009/12/05 10:52

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