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2010/11/06

Chef's collection

先日上京した際、シェフさんの貴重なコレクションの一部を拝見する機会に恵まれました。

Photo
(写メなので画質についてはご容赦ください)

高名なビルダーの作品から、大量生産品ながら往年の名竿と言われるものまで、シェフさんのフライロッドへの愛情が伝わってくるラインナップ。

繋いで振ってみてはその感触を楽しみ、フェルールを抜いてはまたその感触を味わい、

細部を眺めまわしては、ノードの処理やラッピング、塗装などの仕上がりに一々感嘆し・・・

竹竿好きにとっては、それはもうたまらない至福の時間でした。


シェフさんのコレクションは次号の「フライの雑誌」に掲載されるそうですので詳細はそちらに譲りますが、ここでは、当日特に感銘を受けたロッドを2点ほど。

Photo_2
ハウエルズです。
2
実物は初めて見ましたが(というか、高名なビルダーの竿なんて、ほとんど写真でしか見たことないですが)、ノードの処理やラッピング、コーティングの仕上げ等、丁寧な仕上げが素晴らしいですね。
フェルールを抜き差しする時の感触も官能的です。


Photo_3
そしてこちらは、泣く子も黙る(?)ブランディン。

2_2
これもやっぱり初めて見ましたが、一目見て、そして手に持ってみて、なぜ彼が当代随一と評されるのか、即座に理解できました。
これだけのロッドが並んでいる中で、仕上げのレベル、手に持った時の重量バランス等、すべてが一段も二段も突き抜けてます。
う~む、凄い。
もう唸るしかない、って感じでした。

しかし、世の中には凄いものがあるんですねぇ。

シェフさんは、
「釣りには1度に1本しか使えないのに、こんなに集めてどうするんだろうねぇ~」
なんておっしゃってましたが、いやいや、これほどの内容のコレクションはそうそうあるもんじゃありません。

シェフさん、貴重なものを拝見させていただきありがとうございました。

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コメント

煮詰まってしまってどうにもこうにも手が動かなくなった時にはブランディーのHPを見るようにしています。
是非一度で良いからブランディーの実物を手に取ってじっくりと眺めてみたいです。
私にとってはあこがれであり、遥か遠くの彼方の目標です。

投稿: 385304 | 2010/11/07 11:20

>385304さん
ブランディンは制作本数が少ないようなので、なかなか実物にお目にかかる機会はないと思います。
別な見方をすれば、制作本数が少ない分、1本ごとのクォリティが高いとも言えるかも?
正直、ここまでのものになると、「これ、釣りに使っても良いの?」っていうぐらいの値段がするし、それって、釣竿という道具としては本末転倒かもしれません。
仕上げと価格とのバランスをどう考えるか、難しい問題ですね。

投稿: sawase | 2010/11/07 19:56

陶芸でも何でも物作りの場合、値段の事を考えないで物を作るのは、作り手の夢ではあると思います。
値段を下げるために自分のしたい事が出来ないのは作り手としては非常につまらない物です。
しかし釣り竿は飾って置く物ではないし、使ってもらって何ぼのもんですから、
釣り竿ってその辺が難しい所なのでしょうか?
でも竹竿は量産品であってはいけないと思っています。

投稿: 385304 | 2010/11/07 21:53

>385304さん
>竹竿は量産品であってはいけない
そうですね。
程度の差はあっても、高額な嗜好品であることには間違いないですもんね。

投稿: sawase | 2010/11/08 20:55

わざわざお越しいただき有難うございました。
こんな形で紹介されているとは知らず、びっくりしました。また是非遊びに来てください。

さて、道具か嗜好品か、はたまた工芸品か?

イギリスのバンブーロッドを見ている限り、道具と言う範疇をづーっと外さない感じがしています。

ところが問題はアメリカのバンブーロッドです。
塗りとか、ラッピングとか、彫金とか、徐々にグレードが上がってきたような歴史があります。

アメリカ人がそういうことが好きなんですね。例えばライフルやカスタムナイフを見ていても、装飾が施されるものが多いいです。そういうことにお金を払う人たちがたくさんいたのだと言う証拠です。

その中でブランディンの美しさは、道具を極めた美しさのような気がします。

投稿: シェフ | 2010/11/08 22:33

振ってみたいような、振ってみたくないような・・・。
自分の頭の中にある理想のロッドがそこにあったら・・・・どうしよう・・・。

13日行くんですか?行きたいんですが、飲み会なんです。
レポ楽しみにしてます!

投稿: あー | 2010/11/09 10:33

>シェフさん
先日は大変お世話になりました。
>道具を極めた美しさ
そうですね。装飾的な要素がほとんど無いのにあれほどの美しさ。
ミニマムな構成の中には、何か日本的な「侘び寂び」さえ感じられます。
おそらく本人は、道具としてのフライロッドの理想像を追及しているだけで、セカンダリーでのプライスなんかに興味はないんでしょうね。
だからこそ、あの凄味のようなものが生まれてくるんでしょう。
それにしてもすごいロッドです。

投稿: sawase | 2010/11/09 20:46

>あーさん
このブランディンはホローのクワッドですから、あーさんとしては当然気になるところですよね。
実物は私も初めて見ましたが、ほんとにすごいロッドでした。
ビルダーの皆さんには、何とか機会を作って一度ごらんになることをお勧めします。

そうそう、13日は性懲りもなくまた荒雄に出かけてきます。
メイフライのハッチが少し増えてきてるとの情報に期待してますが、どうなることやら。
あまり期待せずに(笑)お待ちください。

投稿: sawase | 2010/11/09 20:54

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