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2011/03/25

釣りに行こう

こんなときに不謹慎な・・・って言われるんだろう。

自分自身、まだまだそんなことが可能な状況じゃないけど、いろんなことが落ち着いたら、どこでも良いからとにかく渓に立ちたい。
燃料事情がそれを許さないなら、子供の頃のように、自転車で釣りに行ったっていいじゃないか。

そろそろ、福寿草やニリンソウが咲くんだろうな。

コカゲロウはハッチしてるかな。

ヤマメたちは、以前と変わらずにライズしてるんだろうか。

そして、手の中に収まった時の、ヤマメの筋肉のあの躍動感・・・

元春が3月13日に発表した新しい詩(↓)を読んで、そんなことを考えた。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

それを「希望」と名づけよう  佐野元春

街が揺れた夜、君はひとり無断で、
市営プールに潜りこみ、身体を水に浸した

そして暗がりの中、瞑想した

人は時に、光に水に、雨に風に、感謝し、
人は時に、光に水に、雨に風に、屈服する

この闇の向こうに震えるのは
誰か、嘆きの声

同胞の不在は確かに不可解だ

それはそうだ
しかしどうだろう

君は偽善の涙など流さないと誓ってくれ
決まりきったお悔やみなど無用だと言ってくれ

夜が明けて、そこにいつもどおりの太陽が照り、
草木は首をもたげ、
鳥たちは空を往く

あぁ、美しくも残酷なクリシェ!

一方で、
君の身体の細胞ひとつひとつに染みいる光はどうだ
傷だらけではあるが依然雄々しいその筋肉はどうだ

そうさ、君は同胞の不在を気にかけているんだろうが、

たとえば、
偶然にも生き残った君の生を讃えてみてはどうだ?
たとえば、
生き残ったことへの幸運を噛みしめてみてはどうだ?

不謹慎だとわめく偽善者を後に残し
君が光を放つことで、友を弔うんだ

それを「希望」と名づけていいんだよ

余震は続く

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2011年 誕生日に寄せて

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コメント

みんな少しずつ気づき始めてるんじゃないですか?
人を元気づけるためには、自分が元気でなくちゃ!と。

何も手に付かないからと、鬱々としてたら、
何事も好転させることはできませんからね。

こっちは、あと数日で解禁です。
いつも行ってる川は、車がないと行けないのですが
実は家のすぐ下を流れる川もあるのです。
場荒れがひどく、普段は行かないのだけど、
今年はちょっと歩いてみようかな。

投稿: GEN | 2011/03/26 07:52

SAWASEさんも元春ファンでしたか(笑)
今回水に対するさらなる畏敬の念を抱きましたが、いつもは我々を癒してくれる存在でもありますよね。
個々の元気が、組織、街、地方の元気の素になるのですから、一歩一歩前に踏み出したいですね?沿岸に支援に行く機会がありましたが、皆さんの生命感に逆に励まされ、きっと復興できると確信しました!
一息付いたらラインをメンテして、ミッジを巻いて渓に降りたいです。

投稿: かっしー | 2011/03/26 11:55

とっても、釣りに行きたい気分です。
10キロも走れば今の時期でも釣りになるかなぁ。
来週は少し暖かくなりそうなので釣りにでる予定です

投稿: たけだ | 2011/03/26 20:19

>GENさん
そうですね。
釣り人が元気になるには釣りに行くのが一番!

普段は良い釣り場を求めて結構な距離を走りまわってるわけですが、こういう時に身近な川に行ってみるのも、かえって新鮮かもしれませんね。

投稿: sawase | 2011/03/26 20:31

>かっしーさん
つまらない大人になっていないか?
自分はどこかにたどり着いたのか?
日々自問する隠れ(?)元春ファンとして、この新しい詩にはものすごく救われた気がしてます。

復興はまだまだ長丁場ですから、生き残った我々は、時には息抜きもして、活力を維持して行かないといけませんね。

かっしーさんのお仕事も大変だと思います。
ご自愛ください。

投稿: sawase | 2011/03/26 20:41

>たけださん
自分も、自転車で行ける範囲でこの時期釣りになりそうなところを、頭の中で探索中(笑)
15キロくらいなら自転車で行けるかな~?
釣りする前に体力使い切っちゃうかもなぁ~

投稿: sawase | 2011/03/26 20:45

sawaseさん

おはようございます。
釣りをしたくなりました。
昨日は、行きつけのショップでオーナーと2時間も話して、ロッドの修理と、お気に入りのフックを調達して
うちに戻りました。
こちらのサイトも読ませていただき、慎み深く沈み込んでいることが僕らのとるべき行動でないことがわかりました。
今年も秋のサーモンに備えようと思います。
これからもよろしくお願いします。
お互いに頑張りましょう。

投稿: まれ | 2011/03/27 07:58

>まれさん
そうです!
元気出して行きましょう!

投稿: sawase | 2011/03/27 21:38

君が光を放つことで、友を弔うんだ、と言いますが、
実際に実行に移せますか?
不謹慎だとわめく偽善者の声が気になりませんか?
実際に行動に移すのは非常に難しい、
人目につかない所でコソコソとする事は出来ますが、
人目に着く所で堂々とするのは難しい、

一歩間違えると攻撃目標になりかねない、
本当に難しい、どうすれば良いのか?

投稿: 385304 | 2011/04/05 20:41

>385304さん
元春の言う「君が光を放つことで、友を弔うんだ」の意味は、別に「釣りに行こう」ということを言ってるわけではなくて、「生き残った自分たちは、塞ぎ込んでばかりいないで、前向きに一所懸命生きて行こう」というようなニュアンスだと思います。
発表されたのは震災直後で、その当時は被災地のあまりの惨状にショックを受けてふさぎ込む人が多かったようですから。

そういう詩を読んで、自分が前向きに生きていくために必要なのであれば、状況が許すようになったら釣りに行きたいなぁ、という自分の感想を述べたまでですので。

地域が日常を取り戻すまでの時間は、被災地に近ければ近いほど時間がかかるでしょう。

なので、盛岡周辺とそちらの方では感覚がだいぶ違うとは思いますが、私は覚悟を決めて実行に移しました。
blogに載せるかどうかも一瞬迷ったけど、UPしちゃいました。

批判があることは覚悟してます。
が、まじめな話、被災地支援やエネルギー事情に影響のない範囲で、という制約は付くものの、日常生活に戻れる人はできるだけ普段通りの生活をして、経済活動が回るようにしていかないと、このままでは日本全体が大不況に陥って、復興そのものが難しくなってしまうと思っています。

だから私は言うのです。
「釣りに行ける環境にある人は、不謹慎だなんて言わないでどんどん釣りに行きましょう!」と。

このblogを見て下さってる人はほぼ100%釣り人でしょうから、震災のショックで釣りに行くのをためらってた方が、
「被災地近くの釣りバカが釣りを再開したらしい。それなら自分も釣りに行っても良いんじゃないか。」
とでも思っていただければ良いなと。

投稿: sawase | 2011/04/05 23:15

難しい話をして申し訳ありません、もうちょっとだけお付き合いをお願いします。
わたしの場合は竿を持って川に立つというのは相当の部分を仕事が占めているのですが、
それでも、車で数分も行けば被災地という状況でおおぴらに川に立つのは非常に難しい、
工房にこもって竹削ってれば良い竿が出来るって訳ではないので竿師としては非常に難しい状況です。
知らない人が見ればただの道楽にしか見えないでしょうから、
光を放つという意味も解っています。
でも、難しい状況です。

投稿: 385304 | 2011/04/06 05:14

>385304さん
仕事の関係で、各地がどういう状況かは理解してるつもりなので、そちらがまだまだ平常時ではないのだということはわかります。
そちらではまだ、「こんな時に釣りなんかして」という見方をされるんでしょうね。
燃料の問題はあるかもしれませんが、納品とかでこちらにいらした時に、この辺りの川で釣り(というよりもテストかな?)をしてはどうでしょう?

しかし、釣り関係に限らず、娯楽にかかわる仕事をしている人たちだって生活していかなければなりません。
それに、被災した人は無理にしても、被災地周辺で日々復興に取り組んでいる人たちは、息抜きのための娯楽が必要です。
だって、復興の取り組みはまだまだこれからずーっと続くんですから。

投稿: sawase | 2011/04/06 20:46

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