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2011/11/20

初冬のミッジング

11月19日(土)

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渓流禁漁後も楽しめるフィールドとして、すっかり定着した感のある荒雄川C&R区間。

特別解禁も今月いっぱいということで、またまた大村さんをお誘いし、今シーズン最後(たぶん?)の釣りに出かけてきました。



盛岡では数日前に初雪を観測するなど、東北各地とも前日までかなりの冷え込みでしたが、一転してこの日は、「気温が上がるけど終日雨」との予報。

・・・これは厳しい釣りになるかな?

そう思った人が多かったんでしょう。
現地に着いてみると、前回とは比べ物にならないくらい釣り人の影はまばらでした。

それでも、終わってみたら結果的には雨が強く降ることはなく、時折ぱらつくという程度。

前日よりも気温上昇、雨は気にならない程度、人影もまばら、とくれば・・・


入渓早々にライズ発見!


バンク際ぎりぎりの、張り出した枝のやや下流に、一定間隔で繰り返される水紋。

見たところそんなに大きくはなさそうだけど、口先~背びれ~尾びれが「ぬるん」と水面に現れる美しいライズフォーム。

この時期にこんなライズを狙えるなんて、あぁ、なんという幸せ!


ということで狙いをこいつに絞り、まずは目についたコカゲロウ系のパターンから。

が、やっぱり反応なし。

ってことは、やっぱりユスリカか。

で、#20以下のミッジパターンを色々とっかえひっかえしてたら、本命の手前でピチッと水面が弾け、
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「うー」ちゃんがフライを横取り(笑)


これが本命を警戒させたのか、この後フライへの反応はますますシビアに。

んー、しょうがない。
使いたくないけどティペット8Xまで落とすか。

ティぺットを交換し、フライも#20ユスリカ・スペントに変えて流した1投目。
まるで本物にライズするように「ぬるん」と出て・・・

よっしゃ!

と思ったのもつかの間、想像してたよりも強烈な走り!
あ~やばい、8X切られる~!

慎重にやり取りし、よし、ようやくネットイン、というまさにその瞬間、35cm程のそのひれピンのニジマスが「プイッ」と向きを変え、案の定ティペットが「ブチッ」と(涙)

・・・気がつけば、ライズを発見してからすでに2時間近くが経過。
ランディングはできなかったけど、負け惜しみでなく、すっごく面白かったなぁ。
久しぶりのミッジングで、魚をかけてからの対処までを含め、色々と得るものの多い釣りでした。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

閑(竿)話休題。

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新旧大村ロッド二態。

左は、この日大村さんが最終テストをしていた7’9”#5。
インプリ、カーボンフェルールの特性が生きた、とってもスムーズなアクションで、こういった開けた流れでデカいマスを狙うのにはうってつけ。
これ、良いループができるなぁ。

右は、4年ほど前に譲っていただいた7’0”#5。
バランスのとれたスムーズなアクションながら、イワナ・ヤマメ相手にはちょっと強いのでしばらく使ってなかったんだけど、今回久しぶりに引っ張りだしてみたら、思った通りニジマス相手にはバッチリ。
レングスが短い分、ライズ狙いで頻繁に打ち返すような釣りではかなり快適に使えました。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

さて、午後からは仕切り直しで赤い橋の周辺へ。

ここでも、良型が定位して時折ライズする姿が見えます。

魚の動きに合わせ、ニンフを魚の鼻面に流し込んだり、ライズにミッジをドリフトしたり、を繰り返すこと1時間程。

やや下流側の沈み石の手前で頻繁にライズし始めた魚にスペントミッジを流し込んだら、これまた「ぬるん」と!

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午前中の教訓を生かし、慎重にやり取りしてようやくランディング!

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42cmとばかでかくはありませんが、このサイズを7Xティペットと#20のスペントミッジで狙う釣り、面白くないわけがありません。

・・・堪能させていただきました。

この後も、小さめのニンフを鼻面に流し込む釣り方で、
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こんなのや、
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こんなのを何尾か。

いずれも40センチ未満ですが、このサイズはみんなひれピンのきれいな魚体のやつばっかりで、ヒレの丸い放流直後の大物よりもパワーがある感じ。

来シーズン、このクラスが生き残って、一回り大きくなったらすごいことになるかも。

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本日一番のヒットフライ。

スレが進んでるせいか、沈める釣りではアトラクター系やヒカリものを配した様なフライにはほとんど反応がなくって(というか避けられる)、小さい、地味なニンフを細いティペットで、がキーでした。
場合によっちゃ、明らかにマーカーを警戒してるな、という場面も。

この日は全般的にスローな状況だったようだけど、こういうことを考えながら釣りを組み立てれば、大村さんのように60センチオーバーをかけることも(直後のものすごい走りでティペットをぶっちぎられましたが)夢ではありません。

沈める釣りも奥が深いし、ニジマス釣りの場合は魚をかけてからのことも色々と考えなきゃならないことが多くて、そんなこんなで今シーズン最後の釣りは、思いがけずかなり内容の濃いものになりました。

・・・これだからフライはやめられないんだな。


*おまけ*
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本日のフライパッチ。
一日の苦闘(悦楽?)の跡を雄弁に物語ってますね。

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コメント

東京にいると、このように幅のある川で、大型のレインボーを釣るということができません。
やはりバンブーの王道は7半から8ftの#5なので、そのようなロッドが振れて、それなりの魚がいる場所はうらやましい限りです。

投稿: captainbamboo | 2011/11/20 23:30

同じ川で同じレインボーを相手にしてるのに
全く違うアプローチで釣ってますよね。
そういう、いろんな釣り方で遊べるのが荒雄の良い所ですよね。
次は僕も、sawaseさんみたいな釣り方で遊んでみようかな。 ^ ^

投稿: GEN | 2011/11/21 08:56

>captainbambooさん
>バンブーの王道は7半から8ftの#5
私もこの釣り場に通う様になって、そのことを強く実感してます。
トンキンの反発力を感じながらのキャスティングに始まって、大型レインボーをフッキングして取り込むまでの一連の動作が、なんというか、完璧にバランスしてる感じがしますね。

関東圏でも何箇所か冬季ニジマス釣り場があったと思いますが、それよりも飛行機で北海道に飛んじゃった方が、時間的にも内容的にも満足できるかもしれませんね。

投稿: sawase | 2011/11/21 20:35

>GENさん
個人的には魚の反応を見ながらあれこれ試すのが好きなので、どうしてもこういう釣り方がメインになっちゃいます。
ただ、それだけではどうにもならない時間帯には、大村さんからヒントをもらって色々試してみたりもしてました。
釣り方の引き出しはたくさん持ってたほうが楽しいですね。
いろんな楽しみ方ができる荒雄川、良いフィールドになったと思います。

投稿: sawase | 2011/11/21 20:44

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